就活サイトはあまり役に立たないという話
この記事は、「就活サイトって役に立たないなかったなぁ」という想い8割、「まぁこの部分だけ使えたな」という想い1割、「最近ネタ切れ気味」という焦り1割で構成されています。
自己満みたいな記事ですが何か参考になるかもしれません。就活サイトを本気でオススメするわけではありません。オススメの就活サイトが知りたければ「就活サイト おすすめ」とか検索すれば沢山出てきます。そっちの方が良いかも。質的には玉石混淆ですが、まぁいくつか読めば、嗜好に合ったサイトに出会えると思います。
あと、あまり就活を精力的に行わなかった人間が書いているので、就活ガチ勢の人には参考にしない方が良いです。
はじめに
世の中には数多くの就活サイトがあります。就活を意識し始めた人はその中のいくつかに登録すると思います。私も結構沢山登録しました。でも結局ほとんど使いませんでした。
その使わなくなった理由を主に紹介しながら、それでもいくつか利用したサービスはあるので、その利用した理由を述べていきます。
抑えておきたい事
就活サイトにどんな機能があるのか簡単に知っておきましょう。
- 企業情報・求人情報を探せる
- 各種イベントの情報を探せる
- 就活記事・運営サイトのコラムを見ることが出来る
- ES・選考の体験談を読むことが出来る
- 企業からのスカウトを貰える
どこのサイトも上記項目を基本機能として備えていることが多いです。しかし強みはそれぞれ違います。とにかく企業情報をたくさん載せているサイトや、ベンチャー企業に特化したサイト、外資系企業に特化したサイト、OBOG訪問が出来るようなユニークなサイトもあります。
色々登録するのならばそれぞれの良い所取りをするのが賢いかもしれません。私も様々なタイプのサイトに登録していました。でも結局どれもほぼ使いませんでした。
使わなくなった理由
ここからが本題です。使わなくなった理由を就活サイトのタイプ別に述べていきます。
企業紹介・総合型
企業の公式情報・公式HPを掲載しているサイトです。掲載数を売りにしているのが総合型の特徴になります。リクナビ・マイナビがこれに該当します。
企業選びとかエントリーが主な使い道です。使わなくなった理由は以下の通り。
- 情報が多すぎる
- 結局企業の公式HPを使う
さて、このタイプの際とは色々な企業について知ることはできますが、やはり情報量は公式HPに著しく劣ります。サイト機能の多さも特徴ですが、どれもあまり役に立ちません。例えば「同じ大学の人がどの企業を見ているのか」とか「○○社を志望した人はこんな企業も見ています」とか、そういったレコメンデーション機能があるのですが、こういう機能が就活に役に立つのかと言われると個人的には疑問です。あくまで個人的にはですが。
エントリー以降は企業独自のHPで色々進んでいくので、私は「だったら始めから企業独自のHPでやるわ」となってしまいました。でもまぁ、リクナビ、マイナビはみんな登録しますからねぇ~…
企業紹介・特化型
これも同じく企業の紹介をしているのですが、それぞれのサイトで得意分野が違います。例えば外資就活というサイトでは外資系企業・日系ハイクラス企業の情報が載っています。種類豊富なコラムも売りのようです(読んだことない)
Goodfindというサイトはベンチャー企業に強みがあるようです。色々イベントをやっている気がします(何回か行ったことある)
使い道は、サイトによって異なりますが、企業選び、エントリー、選考対策、色々できる気がします。
特定の企業・業界に特化しているだけに、ニッチな情報が集まります。特化型は自分の見ている業界にハマるサイトが見つかれば、役に立つ可能性が高いです。
それでも私が使わなくなった理由は以下の通り。
- 私が幅広い業界・企業見ていた
- 結局企業の公式HPを使う
- 運営サイトの意見・誇張が入る
最初の理由が5割くらいなんですが、私自身が何かに特化した就活をしていませんでした。総合職や大企業を見ている人は同じような理由から、特化型サイトを使わなくなるような可能性があります。
2番目の理由は総合型と同じです。結局ここで企業を見つけることはできても、このサイトで最後まで行うことはできません。情報量も公式HPに負けるのなら、ここを使う意味は薄いです。
3番目の理由は全てのサイトに当てはまるわけではありません。しかし一部サイトで運営サイドの誇張がひどい、やり方が汚いと感じたことは事実です。中立性、情報の正確さという点で総合型に劣ります。
このタイプの就活サイトでは運営側が企業を紹介するケースも結構多いのですが、その点で個人的にとても不満がありました。特化型のビジネスモデルを考えると紹介企業を学生に魅力的に見せる必要があるのですが、そのやり方が狡い(こすい)と感じていることが多かったです。例えば、大げさな修飾表現を多用する、説明の仕方・数字の見せ方をずる工夫することで魅力的に見せる、企業紹介の際に企業名を明かさない、などがありました。
あと掲示板機能はサイトによらずどこもクソです。2chとそう変わりません。
企業紹介・その他
上記の総合型・特化型に当てはまらない、企業紹介としての役割を果たすサイトです。本当はどちらかに属すのかもしれませんが、上述の通り私は殆ど使っていないのでサイトの特色がよく分かりません。
基本的には役に立たなかったサイトですが、ここでは敢えて「このサイトのこういう機能は使えた」というのを紹介していきます。
①理系ナビ
理系学生が多く登録します。登録した時以外就活サイトに入ってないのですが、サイトに書き込む情報・ESを充実させておくと、非公開求人の案内をくれたりします。例えば今年から日本で新卒採用を始めた外資系金融機関とか、グローバル消費財メーカーの非公開ポジションとか。私はその案内欲しさに登録していたので、このサイト自体の有用性は分かりません。理系学生特化型のサイトなのかな?
②レクミー
こちらも上記同様、非公開求人の案内をよこしてくれます。あとは働く人で企業を探せるのは特徴的かも。ただ運営サイドが「上位校学生のための~」みたいなスタンスなので、個人的にはあまり良いイメージがないサイトです。上位校学生(たしか早慶以上)であれば、同社主催の就活イベントに参加するとお金が貰えます。私もこの制度に何度かお世話になったのであまり悪く言えません。。。ただしアンケートがクソ長いです。
選考対策型
選考対策の際に活躍しそうな就活サイトです。先輩のESや体験談を見ることが出来たり、企業別に過去の選考ステップを知ることが出来るのが強みだと思います。ワンキャリアとかUnistyleなどのサイトがこれに該当するのではないでしょうか。
企業紹介サイトよりは利用機会がありました。特に就活開始直後の、「ESの書き方が分からない」とか「面接で何を聞かれるか不安」とか「どんな選考があるのか知っておきたい」という悩みを解決してくれる点では利用価値があるかもしれません。
それでも私が使わなくなった理由は
- 人の情報を知ったところで役に立たない
ことが分かったからです。同じことを書くわけではないので人のESは役に立ちません。ESが異なれば面接内容も異なります(基本的な質問を除いて)。選考ステップは人により異なりますし知った所でどうにもならない。だったら見てもしょうがないです。
このような情報を見たら確かに不安は軽減されるかもしれませんが、本質的には何も変わりません。だったら辞書でも読んで語彙力を上げるとか、ESを推敲するとか、面接での想定問答を充実させるとかした方が、時間の使い方としては有意義です。
企業レビュー型
従業員が所属企業について、年収や働き方・モチベーションなど複数の項目で評価していくサイトになります。企業の食べログみたいなイメージです。社員が企業を評価するサイトは何個かありましたが、一番充実しているのはVorkersでした。就活生も結構使ってる人多い気がします。
Vorkersは役に立ちました。社内にいる人にしかわからない情報を知ることが出来る点で利用価値があると思います。でも情報の信頼性は…どうなんでしょう。
ニッチサービス型
独自のサービスを展開する就活サイトをひとまとめにしています。
例えば、プロフィールを書くと企業からオファーがくるiroots。
OBOG訪問が簡単にできるビズリーチキャンパス。
大手就活サイトとは一味違う、特色あるサービスとなっています。このようなタイプのサイトは、果たして大手企業を志望する就活生に役立つかどうかは疑問です。
私はビズリーチだけ1回使ったことがあります。irootsも登録していましたが大企業からの求人は見つけられなかったので利用機会はありませんでした。
それでも、このようなニーズが就活生にあるのであれば、きっと皆さんの役に立つことでしょう。irootsは自分から企業を探しに行かずに案内が来るので、上手く使えばすごく効率的な就活が出来るはずです。
また、先輩方はニクリーチというサイトで何度か焼肉を奢ってもらったそうです。
これは使えるな~使っておけばよかった…一番使える就活サイトかもしれませんね。
終わりに
就活サイトが役に立つかどうかは本当に人によって違うと思います。上手く使えば思わぬ出会いや意外な発見があるかもしれません。自分に合ったサイトが見つかると良いですね。
今回はこの辺でお終いに!それではまた次回!