となりの経営工学科

現役早大生が経営工学について紹介しています。その他数理科学、学内行事、就活、オススメの本についても書いています。

パワーポイント時短術②~操作編~

前回の記事では、パワポ使用に際して「設定しておくと楽になる準備」の時短術をご紹介させて頂きました。

industrialengineering.hatenablog.com

 

今回の記事は上記の下準備がベースとなっているので、未読の方はまずはそちらをご覧ください(見ていなくても大した問題はありませんが)。

時短術②では主に図形・テキストボックスの操作に関するテクニックを紹介します。どれも簡単で分かりやすい操作なので真似してみてください。

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Ctrl+クリック

Ctrlを押しながらオブジェクトをクリックすることで、複数のオブジェクトを同時に編集することが出来ます(オブジェクトを囲むようなエフェクトが表示されています)。

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例えば塗りつぶしの色を変えると全ての四角形の色が変わります。

また、この状態でコピー(Ctrl+C)→ 貼り付け(Ctrl+V )を行うと、対象のオブジェクト全てがコピーされます。

ここでよく使うショートカットキーについて復習しておきましょう。

 

頻繁に使うショートカット

Ctrl+C:コピー

Ctrl+V:貼り付け

Ctrl+S:ファイルを上書き保存

Ctrl+Z:直前の操作の取り消し(1操作前の状態に戻ります。)

Ctrl+A:全て選択(表示スライド内の全てのオブジェクトを選択します。)

Ctrl+G:グループ化(画像の左の状態でCtrl+Gを押すと右のような状態になります。動かす時に特に役に立いちます。)

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Ctrl+Shift+G:グループ化解除(上の画像の右の状態から左の状態に戻ります。)

Ctrl+M:新しいスライド

Ctrl+D:現在表示しているスライドのコピー

 

テキストに関するショートカット

F2:テキストの編集(オブジェクト選択状態でF2を押すとテキスト編集が可能になります。)

Ctrl+B:太字の設定(テキストが太字になります。もう一度押すと解除されます。)

Ctrl+I:斜体の設定(テキストが斜めになります。もう一度押すと解除されます。)

Ctrl+U:下線の設定:(テキストの下に線が表示されます。もう一度押すと解除されます。)

Ctrl+スペース:フォントの書式をすべて解除

Ctrl+Shift+>:フォントサイズの拡大

Ctrl+Shift+<:フォントサイズの縮小

 

移動・コピーに関するショートカット

Ctrl+クリック:クリックした全てのオブジェクトを選択

Shift+ドラッグ:垂直or水平方向に固定したまま移動(横だけ、縦だけに動かしたい時に便利です。)

Ctrl+ドラッグ:オブジェクトをコピーして移動(選択したオブジェクトの位置は変わらずに、コピーされたオブジェクトが移動します。)

Ctrl+Shift+ドラッグ:垂直or水平方向固定のままコピーして移動(上記の2操作を同時に行います。)

Shift+拡大縮小:オブジェクトの大きさを変更する際にShiftを押すことで、縦横の比率を変えずに拡大縮小が出来ます。

Ctrl+拡大縮小:オブジェクトの大きさを変更する際にCtrlを押すことで、図形の重心を起点に上下左右に等しい倍率で拡大縮小が出来ます。

Ctrl+Shift+拡大縮小:オブジェクトの縦横の比率を変えずに、重心を起点に上下左右等しい倍率で拡大縮小が出来ます。

選択状態+矢印:オブジェクト選択状態で矢印を押すとその方向に移動します。初期値のままであれば0.2cmずつ動きます。

 

クイックアクセスツールバーの解説

前回の記事で私がカスタマイズしたクイックアクセスツールバーのファイルを紹介しました。ここでは、それに含まれるコマンドの一部(あまり目にしたことのないコマンド)について解説します。

オブジェクトを揃える:上下左右それぞれコマンドがあります。操作を行うオブジェクトをすべて選択した状態でコマンドを実行すると、最も上(下、左、右)にあるオブジェクトに位置が揃えられます。

その他にオブジェクトを中央に揃える(盾に串刺しマーク)、オブジェクトを上下中央に揃える(横に串刺しマーク)があります。

上下に整列:複数オブジェクトの上下の間隔を均一にします。

左右に整列:複数オブジェクトの左右の間隔を均一にします。

最前(後)面に移動:対象オブジェクトを一番前(後ろ)に表示させます。オブジェクトが重なる場合

に便利です。

図形の高さ・幅:図形の高さ、幅を数値入力で調節できます。正方形が楽に作れます。

グリッドの設定:網目マークのコマンドです。グリッドの設定・間隔(初期値は0.2cm)を変えることにより、矢印での移動幅を変更できます。私は0.1cmに設定しています(微調整が容易です)。

 

終わりに

主に捜査に関する時短術・テクニックを紹介させて頂きました。沢山あるのでいっぺんに覚えるのは大変ですが、実際に使ってみてその便利さを体感してもらえるといいのではないでしょうか。

コマンドは上手に使うと見やすい資料作りに大いに役立つので、是非練習してみてください。

今回はこの辺でお終いに!それではまた次回!

 

追記(7月30日)

コメントにて便利なショートカットキーを教えていただきました。私は使ったことがないため正しくお伝えする自信がありませんので、こちらのブログを参照してもらえると良いかと思います。

PowerPointのリボンショートカットで一瞬で図形を整列させる技 - t-hom’s diary