となりの経営工学科

現役早大生が経営工学について紹介しています。その他数理科学、学内行事、就活、オススメの本についても書いています。

経シス新入生がやるべき事とやった方が良い事~勉強編~

新入生の皆さん、入学おめでとうございます!

時間割を組んだり履修登録を始めたりする時期ですかね。

大学の授業って未知で少し不安になりませんか?

  • 「90分もやるの?長すぎ!」➡長いです。みんな集中できません。
  • 「1年の時間割大変すぎるでしょ…」➡大変です、頑張って。
  • 履修登録って何…勝手に時間割決めてほしい…」➡高校までは楽でしたよね
  • 履修登録ミスってないか不安」➡サークルの先輩とかに聞きましょう!

こんな思いがあるのではないでしょうか?

みんな思ってます。そのうち慣れますよ。

 

また、履修登録をしているとこんな不満を抱くことも…

「『大学では好きな勉強が出来る』って聞いていたのに必修ばかりで全然取りたい授業が取れないじゃん!」

とか

「卒業単位とか専門科目とか履修登録とか、とにかくシステムが複雑すぎる!」

とか

「授業が抽選ってなんだよ!高い学費払ってるんだから全員受けさせろ!」

みんな思ってます。

しかしこれは、残念ながらどうしようもない…取り敢えず日々の授業を頑張ろう!

 

さて、今回の疑問はこちら

「大学の勉強でやっておいた方が良い事って何?」

です。

少しでも皆さんの大学生活が豊かで実りある充実したものになるように、勉強に関するアドバイスをここに残しておきます。

と言っても、どれも当たり前で基本的な事ですが。

履修登録や勉強の参考にしていただけると大変うれしいです。

 

この記事は早稲田大学・経営システム工学科の学生に向けてのモノになります。

履修や研究室配属などの突っ込んだ話も出来ればと思います。

 

 

 やるべき事

いざ紹介するとえ?そんな簡単な事?と思うかもしれません…えぇ、簡単なはずなんですが…

しかしきっとあなたもいずれ”そんな簡単な事”が出来なくなります。気を付けて。

 

単位のため

必要十分な履修登録

履修登録の際には十分注意しましょう!

必修科目の申請漏れや忘れは、あとあとかなり響きます!

場合によっては卒業・進級できないなんてことも。

所定の単位を取得できるような時間割になっているか確かめてください!

先輩や周りの友達と情報交換することをお勧めします。

また、配布された冊子は読み込んでおくのが良いでしょう。

 

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ちゃんと(出席+課題+過去問)=単位ゲット

まずはちゃんと授業に出席しましょう!しかし意外とこれが難しい。

履修登録の時点ではメラメラと燃ゆる学習意欲を持っていても、授業の進行と共にやる気が低下していくのが大学生です。

しかし、たとえやる気がなくなったとしても、授業には出ましょう。

4回欠席すると単位が貰えません。出る事が大切です。

また、遅刻を欠席扱いにする教授もいます!

そういう情報は初回授業で話されるので、教授の話はよく聞いておきましょう!せめて初回だけでも!

 

同じく授業では課題小テストが出される場合があります。

クオリティよりも期限を守って提出することが大切です。

課題の提出を忘れると、せっかく授業に出ていても著しく評価が下がったり、課題の比重が重い授業では単位を落としたりします。

バイトやサークルが忙しくてもやりましょう。

大学生の本分は単位を取ることです。(あえて勉強とは言いません)

そしてこれは早大生全員にとって重要な事なのですが、誰かの課題を写したりする剽窃は絶対にやってはいけません!

発覚したら重い処罰が下されます!

というのも小保方さんのおかげで早稲田は剽窃に敏感になっているのです……

恨むなら小保方さんを。

 

そして高校までと大きく異なるのが過去問の存在です!

過去問は勉強の範囲を絞ることが出来るので、試験勉強にとても役に立ちます。

先輩から代々受け継がれている過去問もあるので、早めに動いて入手しましょう。

過去問は、先輩とつながりのある内部生が持っている場合が多いです。

そのほかサークルの先輩に頼るのも有効ですね。

しかし、過去問が存在しいない授業もあります。試験後に問題用紙を回収する教授もいるのです。

そんな時は先輩などから、どこが試験に出るか口頭で教えてもらいましょう。

 

真面目に勉強した人よりも過去問を入手した人の方が評価が良いことも結構あります。(毎年同じ問題を出す教授もいるため)

何か引っかかる感じがあるかもしれません。勉強する意味とは…、みたいな。

しかしそこは、勉強は勉強、試験は試験、と割り切るべきだと思います。

折角過去問があるのなら使って良い評価を獲得するべきです。

勉強が無意味だと言っているわけではありません。勉強で身につく知識は大きな強みになります。

 

興味が湧いたらは自分で勉強!

大学の授業は、良く勉強すると奥が深くて面白かったりします。

一人ひとり面白いと感じる授業は違うと思いますが、興味がない授業は単位が取れる程度に勉強し、好きな授業は自分でどんどん勉強を進めてみると良いでしょう!

大学の図書館には自費で購入できないような高い専門書がたくさんあります。これを使わない手はない!

そして、この裁量や加減が許されるのが大学という場の良さだと思います。

そもそも大学の授業、特に学部生のうちに学ぶものは「学問の導入部分」や「学問紹介」の色が強いです。

本質までたどり着かずに終了する授業がほとんどです。

授業を受けてみて興味を持った学問があれば、深くじっくり学習してみましょう。

 

疑問質問があれば積極的に教授に話しかけてみましょう。

普段は距離を感じるかもしれませんが、意欲ある学生にやさしいのが大学教授という生き物のようです。

 

楽単情報をチェック

マイルストーンや先輩の情報を元に、「楽して単位が取れる」授業はチェックしておきましょう。

特に1年生の間はキツキツの時間割なので、楽できるところはとことん楽することをお勧めします。(第二外国語とか)

また、

  • 「試験勉強頑張るよりコツコツレポート出す方が得意」
  • 「毎回のレポートより一発勝負の試験の方が自分に合っている」

などなど、人によって楽と感じる授業は異なるはず。

”私に合った楽単”を探すと良いでしょう。

 

進級・卒業のため

希望の研究室に進むには

経営システム工学科の学生は3年生の秋に研究室配属というものが行われます。

その配属は成績順で希望が叶うため、普段から勉強はしっかりやっておきましょう。

文系のゼミ配属のように面接などは一切ありません、GPAのみです。

(下1/3ルールというものがありますが、最初からこれを狙うのはお勧めしません。「成績が悪いけど希望の研究室に行きたい…」という人がいれば個別で相談に乗ります。)

研究室は教授によって、扱うテーマや雰囲気が異なります。

希望の研究室に進みたければ、良い成績を取らなければなりません。

やりたいことが見つかったら勉強を頑張りましょう。

目安でいうと、GPAが3.0以上あれば希望は大体通ります。(年度によって人気の偏りがあるので、一概には言えませんが)

 

4年で卒業を目指して

4年間で卒業するために乗り越えなければいけないハードルが2つあります。

研究室配属卒論着手です。

この2つは単位数で条件が設けられており、既定の単位数を超えていないと先に進むことが出来ません。(詳しくは小冊子の「学習のガイド」を見てください。)

したがって万が一、片方でもクリアできなかった場合、留年の可能性が非常に高くなります。

バイトにサークル、恋愛、、、何に注力するかは人それぞれですが、勉強もほどほどに頑張っておきましょう。ダブると学費が余計にかかります。

 

やった方が良い事

ここからは「マストではないけどこうするのがオススメ」というのをいくつか紹介していきます。

単位は早いうちに取っておくとあとあと楽

目指すは2年間で98単位!

1年間で取得できる単位数の上限が49だったはずです。

1年生の時はなるべく上限いっぱい49単位取るようにしましょう。

そして2年生でも頑張って49単位くらい取る。

そうするとどうなるか、、、

3,4年の時にほとんど大学に来る必要がなくなります!

なんと週休5日の人もいます!

サークルで重要な役職に就いたりとか、大学以外での活動でやりたいことが出来てくるのが丁度3年生くらいの時なので、この時期に時間を作れると非常に便利です。

早いうちに頑張っておくことで、後で楽できるようになります。

 

落とすと困る単位はしっかり取る

当たり前ですが、取った授業の単位はしっかりゲットしましょう。

しかし諸事情でそれが困難な場合もあるかもしれません。

授業に「落としてもいいやつ」と「落とすとまずいやつ」があるのも事実です。

理工学基礎実験、第2外国語、微積分、線形代数、英語×2

これらは「落とすとまずいやつ」の代表格です。

あとあと面倒になります。

1年生のうちにちゃんと取り切りましょう(第2学年のミクロ・マクロも然り)

もし落単した場合、別の必修と被って履修そのものが出来ない、というような状況になるケースも…

 先を見据えて…

プログラミングへの抵抗を無くそう

プログラミングにアレルギー反応を持つ人がいます。

授業では基本的にC++、C、JavaScriptを勉強する事になりますが、プログラミングを学習するのは初めてという人も少なくないはず。

そしてここで最初の方の授業でさぼってしまうとプログラミングへの苦手意識が生まれてしまいます。これを克服するのは結構大変なので、プログラミング関係の授業はちゃんと受けましょう。

なぜここまでプログラミングが重要かというと、多くの人が研究でプログラムを書くことになるからです。

3年生の秋から頑張って習得しようとすると大変なので、コツコツと勉強しておくのが良いと思います。

プログラミングの勉強方法は簡単、とにかく手を動かすことです!

書いたコードの量に比例して出来る事が増えていきます!

 

英語は出来た方が良い

英語はできた方が良いです。ペーパーでもオーラルでも。

大学院進学の段階でTOEICの点数を要求されますし、就職では英語のスキルを見られることが多いです。

実際、理系で英語が得意というとそれだけで市場価値が高まります。

大学の授業で英語力が身につくかと言われると……

とにかく、英語力があると良い事尽くしなので、勉強頑張りましょう!

本キャンの方では英語を学べる授業が多くあります。

時間割にゆとりが出来た2,3年生の頃に履修してみてはどうでしょうか?

 

まとめ

主に「大学生の勉強の仕方」にフォーカスして”やるべき事”を考えてみました。

どれもこれも基本的で当たり前のことです。

「ちゃんと勉強しろ」という事を何回も言ってるようなもんです。

 

また今度、「経シスの授業」にフォーカスして”やるべき事”を考えてみます!

今回はこの辺でお終いに!それではまた次回!